プロジェクション
マッピングを
ご検討の方へ


商業施設、公共施設、歴史的建造物など様々な建造物に映像を投影し、リアルとバーチャルを融合させた幻想的な世界観を演出する「プロジェクションマッピング」。東京都・東京観光財団では、都市景観を向上し、都内の夜に新たな楽しさとにぎわいをもたらす効果を期待して、都内で実施する「プロジェクションマッピング」を促進するため様々な活動を展開しておりますが、都内での実施を検討されているみなさまに参考となる情報を以下ご提供させていただきます。

プロジェクション
マッピングの魅力
プロジェクションマッピングは、世界各地の有名な建造物を活用して行われ、多くの人々を魅了しています。 歴史的に価値の高い建物に物理的な影響を一切及ぼすことなく、慣れ親しまれた姿とは違う表情や、現実ではあり得ないファンタジックな動きを出して、驚きと感動を与えることができるのが大きな魅力です。
観光・地域活性イベントの集客の目玉に
新技術を駆使した観客参加型のコンテンツも登場
都内で実施を検討している団体はサポートが受けられるケースも
プロジェクションマッピングを実現するために
プロジェクションマッピングの実施までには、企画、リサーチ、予算計画、コンテンツ制作、広報など、様々な段階を経る必要があります。実施には場所や様々な設備が不可欠なので、単純な映像コンテンツの制作とは違い、イベント運営としての捉え方が必要となります。
予算について
プロジェクションマッピングを行うには、様々な経費が必要です。主に以下のような経費が想定されます。
- ・企画費
- ・映像コンテンツ制作費
- ・音楽・音響効果制作費
- ・法令や条例の調整費
- ・プロジェクターなどの映像機材費
- ・音響・照明機材費
- ・電源工事費
- ・機材運搬・設置費
- ・会場・警備費
- ・WEB配信設備費
- ・オンライン配信費
- ・告知に関する費用
- ・記録用映像、写真撮影費
以上の経費を考慮しますと、最低限でも300万〜数千万円、大規模なイベントでは億円単位となる場合もありますが、都内で実施するプロジェクションマッピングは助成を受けられる場合もあります。
実施のながれ
プロジェクションマッピングを進めるにあたっては主に以下の流れが想定されます。
1
企画・立案
実施する場所や建物等を魅力的に演出するために、様々な側面からコンテンツを立案。経験豊かなプランナー、プロデューサー、ディレクター、コンテンツクリエイターなどとともに、企画を構成します。
2
リサーチ
実施する場所、投影する対象などを実際に訪れ、リサーチします。現地の歴史や文化的背景の把握とともに、投映部や機材設置箇所、周辺の明るさ環境などを、入手した資料や図面などと照らし合わせて細かくチェックします。 また実施にあたり、屋外広告条例等の確認や、警察との調整などの準備を進めます。
3
費用算出・資金計画
企画内容やリサーチ結果、チーム構成、広報計画などの要素に基づき、実施までにかかるコストを算出。助成金やスポンサー収入などを考慮して、綿密な資金計画を練り上げます。ファイナンスの専門家などを交えた議論が必要となります。
4
コンテンツ制作・調整
投影する映像や音楽、音響などのコンテンツを作成します。専門のクリエイターや技術チームと連携し、最新のグラフィックス、センサー、プログラミング、照明テクノロジーを駆使した演出を創造。魅力的で独創的なコンテンツに仕上げます。また、必要な機材の設計や会場・周辺との調整も進めます。
5
広報・PR
イベント告知のための広報活動を展開します。紙媒体、WEB、新聞・テレビ・SNSなどのメディア戦略を立て、多くの人たちにPRします。
6
実施・実施後
多くのスタッフを指揮し、会場設営、観客誘導、警備配置などを運営。BGMや会場MCも含めた上映演出をオペレーションします。また遠隔でも視聴、広報ができるよう、インターネットによる配信も実施。終了後は記録の整理・編集、アンケート集計などを行い、報告書を作成します。
プロジェクションマッピングの企画・検討に、以下コンテンツを参考ください。
行政機関等への確認
プロジェクションマッピング実施にあたっては、行政機関への手続きが必要となる場合があります。 その際の都内における相談先は以下のページも参照いただけます。
事前相談や手続きの場所などは、実施する場所や投影する対象によって異なります。
・屋外広告物の許可:区市町村で窓口が設けられています。 ・交通等への影響やイベントの安全基準について:警察署
専門家派遣制度
都内でプロジェクションマッピングを実施する団体は専門家派遣制度を利用できる場合があります。詳細は以下のページを参照ください。
ご相談・お問い合わせ
東京プロジェクションマッピング
総合相談窓口